独占インタビュー

タイの新型コロナウイルスの影響と60歳以上の高齢者が人口の20%を占める高齢化社会、2031年には60歳以上が人口の28%を占める「超高齢社会」になるというダブルパンチに直面している。 クラ党党首で元財務大臣のコーン・チャティカバニジ氏はタイで働く外国人専門家の数を増やし、仕事や投資に適した環境を作ることを政府に提案する。タイの経済は様々な問題に直面しており、今回の感染症の発生は、復興に向けた取り組みをさらに困難なものにしている。タイ政府は経済発展を再考し、より少ない労働力に基づく経済成長モデルを構築する必要があると説明する。研究開発、新興企業、コミュニティビジネスを促進する積極的な投資政策、支出の削減、官僚制度の改革が、タイが生き残るための唯一の方法であると指摘。 政府は、タイ経済が中所得者の罠を克服するために、20年の国家戦略計画を実施しているがものの長期的に収入を得るには十分ではないと説明。その解決策として、新産業の開発や農業分野の価値向上のために、研究開発への投資を迅速に行うこと。さらに政府は約2,000~4,000万人をカバーする500億バーツ規模の国家電子決済システムに関する既存の情報を最大限に活用すべきだという。この情報は、データサンドボックスとして開発することができ、スタートアップ企業がこの貴重な情報を使ってビジネスを開発・拡大することを促進できる。 また、タイでのギャンブルを合法化し、違法なギャンブル場でのCovid-19の蔓延を抑えることができるだけでなく、より多くの税収が得られ、投資を促進することを提案。合法化されれば、カジノは国に税金を納めることになり、政府はそれを公共の利益のための政策に使うことができる。 支出を減らすためも、政府は官僚制度を再構築し、テクノロジーの活用により透明性を確保し、汚職を減らすなど世界的なトレンドに合わせて自らを成長させ、アップグレードする必要があると述べた。