アフリカ豚熱ウイルスの発生によりブラジル産豚がカンボジア市場に参入

カンボジアはブラジル産豚の市場参入を認可した、とブラジルの農業畜産食糧供給省より発表があった。

 

ブラジル動物性タンパク質協会の会長であるRicardo Santin氏は「カンボジアは新興の豚肉生産国であるが、近年、アフリカ豚熱ウイルスの影響を受けている。

この状況を踏まえ、ブラジルはカンボジア国民の食料安全保障を支援し需要を満たすための確固たるパートナーとしての位置付けを確立できる。」と述べた。

 

タイから違法で輸入された動物がアフリカ豚熱ウイルスに感染していると当局員が発見した後、バンテイメンチェイ州で少なくとも30匹の豚が殺処分された、と先週Khmer Timesで報告されている。

 

カンボジアでのアフリカ豚熱ウイルスの事例は2019年にベトナムより輸入された豚によるものが初である。世界動物保健機関によると、ラタナキリ州、トボンクムン州、スヴァイリエン州、タケオ州、カンダル州で少なくとも4000匹の豚が殺処分、もしくはウイルスによって死亡しているとのこと。

 

国連食糧農業機関は1000匹の豚がウイルスによって死亡し、800匹が殺処分されたと報告している。

ブラジルはすでに牛肉輸出国としての位置付けを築き上げており、アジアの国々の豚肉への飽くなき需要に注目することでこれからの肉類の輸出をさらに強化しようとしている。

 

農林水産省の動物衛生・生産総局はタイから輸入されたすべての豚に対してアフリカ豚熱ウイルスの検査を行うように手配した、と月曜日にKhmer Timesにて報告された。

農林水産省によると、国内の需要に応えるため、昨年は1800から2000匹の生きた豚がタイからカンボジアに日々輸入されていたとのこと。