マレーシア:最高価格統制によって鶏肉の値段が安定

マレーシア:最高価格統制によって鶏肉の値段が安定

マレーシア国内全土にて4月21日より導入された「2021 Aidilfitri Festive Season Maximum Price Control Scheme (SHMMP)」という最高価格統制制度により、鶏肉の値段が安定しているとのこと。

国内取引・消費者省のDatuk Seri Hasnol Zam Zam Ahmad事務局長は、合計で2100の小売業者、農産物の直売所、雑貨屋、卸売業者、ハイパーマーケットが調査されたと述べている。

その中で、統制された最高価格である7.90リンギット/kg以上で鶏肉が販売されていたという苦情は2件のみであったとのこと。

「本日がSHMMPの導入日初日であったため、卸売・小売業者側もいくつかの調整をしなければならなかったであろう、と国内取引・消費者省は理解している。各方面が今回の統制を守るために必要な時間は十分与えるつもりである。」と、事務局長は記者会見にて述べた。

標準的な鶏肉の価格が7.90リンギットに固定されたことで商売が成り立たなくなるという販売者側からの不満に対し、Hasnol Zam Zam事務局長は全てのサプライチェーンにてマージンが設定されているため、今回の統制が販売者側にとって問題にはならない、と述べている。

「例として、農家の段階での価格が5.80リンギットだとして、卸売の段階では地域ごとに異なる値段が設定されている。そのため、規制のマージンに沿っていれば、何も問題にはならないと考えている。
今回、小売業者に供給された鶏肉は最高価格統制制度の導入前の価格を基に計算されたものであった可能性がある。本日、Precinct 8市場での調査では、鶏肉は規制通りの7.90リンギット/kgで販売されていることを確認している。

これによって鶏肉などの管理下の品目の十分な供給量を確保するとともに、消費者側と販売者側のどちらもが適正な価格に満足できるだろう。」と、付け加えた。

Aidilfitri SHMMPの第一段階として、鶏肉、鶏卵、肉類、海産物の4つのカテゴリー内の12品目が統制されており、野菜類や乾物に対しての発表も近々行われる予定である。