メキシコ:世界ツーリズム・サミットにて25億米ドルが投資されると発表

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の加盟企業が、4つのメキシコの州で行われるプロジェクトに25億米ドルを投資する、とWTTCの会長が月曜日に発表した。

 

キンタナ・ロー州の都市、カンクンで開催されたWTTCのグローバル・サミットにて、ヒルトンのCEOでもあるChris Nassetta氏が「今回の投資はキンタナ・ロー州、バハ・カリフォルニア・スル州、ハリスコ州、ユカタン州に使用され、10万件以上の雇用を生むだろう」と述べた。

 

投資総額の約65%である16億ドル程はキンタナ・ロー州に向けられており、2.5億ドル以上はバハ・カリフォルニア・スル州とハリスコ州にそれぞれ使用されるとのこと。Nassetta氏はプロジェクトの詳細については明らかにしなかったが、投資金額の大部分はホテル業界に使われるだろうと考えられている。

 

また、ツーリズム関連ニュースサイトである「Reportur」は、Nassetta氏をはじめ、未公開株式投資会社であり旅行部門の大手投資団体であるCertaresの幹部、旅行・ホスピタリティ関連の複合企業であるApple Leisure Groupが、Mauricio Vila知事との会合の際にユカタン州への投資に関心を示した、と報道している。

 

Nassetta氏はユカタン州でのブティックやアシエンダスタイルのホテルの開発に興味を示しており、Certaresの創業者であり専務取締役であるGreg O’Hara氏は、社会・経済に利益を生み出し、地元住民に雇用を提供するプロジェクトへの投資を考えている、と述べた。

 

ReporturによるとO’Hara氏は、ユカタン州のビーチエリアやエネケンブームの際に発展したアシエンダ制、遊泳可能な自然の穴であるセノーテについての理解を深めたい、と述べたとのこと。

Apple Leisure GroupのCEOであるAlejandro Zozaya氏は、ユカタン州への観光ツアーを増やす可能性があるとVila知事に話した。Zozaya氏と知事は自然に注目したアドベンチャー・文化・考古学をテーマとする観光や「365 days in Yucatán(ユカタン州での365日)」という州政府が行っている観光促進キャンペーンについて話し合った、とReporturは報道している。

 

Apple Leisure Groupは以前発表した、メキシコの複数の州でのホテル建設に10億ドルを投資するという計画を再始動しており、Zozaya氏によると新しいホテルには合計で約3000部屋が用意されるとのこと。