ミャンマー軍、クーデタ以来最多の死人を出した翌日に戒厳令を延長

ミャンマー軍は、2月に起こったクーデタ―以来最多の死人が出たため、国内のより多くの地域に戒厳令を発令した。

 

日曜日、様々な地域で行われた軍隊と警察による抗議者たちへの発砲によって約50人が死亡したと報告されている。ほとんどの死亡件数はヤンゴンでのものだ。

 

抗議者たちは失脚した市民指導者、アウンサンスーチー氏の解放を要望している。アウンサンスーチー氏は昨年11月の選挙で圧倒的勝利をした国民民主連盟の党首である。

 

クーデタ―の後、不正投票がなされたという主張のもと、軍部はほとんどの国民民主連盟の幹部を拘留したが、不正投票に関する証拠はまだ提示されていない。

 

独立国際監視団は、2020年11月の選挙が不正であるとの軍部の主張に対して異議を申しており、不正は見つかっていないと述べている。

 

多くの抗議者たちは中国がミャンマー軍を支援していると信じているため、アンチ中国の感情がミャンマー国内で広がっている。今のところ週末の攻撃の背後に誰がいるのかは不明である。

 

アウンサンスーチー氏はラジオ器具の違法所持や新型コロナウイルス対策規制への違反などへの罪に直面している。もし有罪判決となれば、これらの罪によって懲役7年となり、今後選挙へ関与することが禁止されることに繋がる可能性がある。

 

先週、軍はアウンサンスーチー氏が違法で60万ドルと11㎏の金を受け取っていたとの告発をしており、それを国民民主連盟は否定している。

 

クーデタ―以降、軍は抗議活動を鎮圧するために致死力のある武力を行使し、数十人の死者を出したことで、世界から強く非難されている。

 

アメリカはクーデタ―の主導者たちに対して制裁を与えると発表し、アメリカで保有されている10億ドルという政府資金へのミャンマー軍によるアクセスを遮断するという措置が行われている。