インド・マニプル州、ミャンマーからの難民を追い返す命令を撤回

インドの国境沿いにあるマニプル州ではミャンマーからの難民を「丁重に追い返す」ように担当職員は命じられていたが、その命令を撤回した。

 

同州の内務省は、その指示には「誤解があった」と述べている。

 

先月ミャンマーで起きたクーデタ―後、マニプル州にミャンマーからの難民が入ってきたとの報告があり、この命令は出された。

 

軍による乗っ取りに抗議するデモ参加者たちへの武力行使は増加しており、2月1日以降、500人以上が軍によって殺害されたと報告されている。

 

何千人もの人がタイに逃れようと試みたとの報告がされているが、タイの兵士に追い返さされているとのこと。タイ政府は、難民の「人権は尊重する」が「集団亡命」は避けたいとしている。

 

火曜日、マニプル州に位置する内務省は2つ目の命令として、政府は「あらゆる人道的措置」を取り、「引き続きあらゆる援助を提供していく」と発表した。ミャンマー(ビルマ)からの負傷した難民の治療もこれに含まれる。

 

3月26日に出された1つ目の命令では、重傷を負っている場合には医療措置を受けられるとされていたが、食料やシェルターを提供する施設の設置は禁止されていた。また、職員に対し、インドの生体認証IDシステム「Aadhaar」へ難民を登録させないよう指示が出されていた。

 

両国の合意によってインド人とミャンマー人は国境を超え、最長で14日間滞在することが許可されているが、新型コロナウイルスのため3月より国境は閉鎖されている。

 

クーデタ―以降、ミャンマーからどれほどの難民がインドに入国したかを明言するのは難しいが、一部では推定700人とされている。