フィリピン:世界基準のブロードバンド環境を。 官民連携、情報通信技術の発展目指す。

通信技術業界で国内第 3 位の規模を誇る DITO Telecommunity Corporation は、これまでにない試みとして、ビサヤとミンダナオの 10 地域の住民(3000人)に、地方自治体の協力を得て、無料の通話・メールサービスとブロードバンドサービスを提供することを発表し、 国づくりと現地の人々との結びつきを強化する。

この発表は、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ・カルピオ市長とセバスチャン・ドゥテルテ副市長は式典を開き、対象となる3000人のうち、300人が最初の体験者として、2021年3月8日に開始された本サービスのオンライン記者会見に出演した。

 

乗り越えられない壁はない

DITOの最高技術責任者であるロドルフォ・サンティアゴ氏は、開会の挨拶の中で、「当初、この構想に批判的な人たちは、1年以上かけてネットワークを構築することは愚の骨頂であり、失敗するに決まっている、絶対にできない」と言っていたこと、「特にネットワーク展開の重要な時期にCOVID-19の世界的な大流行が起こった」ことなど複数の直面してきた課題について語った。

しかし、本サービス開始のわずか数週間前には、DITOのサービスは、政府が義務づけた基準をはるかに上回るものであった。審査の結果、DITOは4Gで85.9Mbps、5Gで507.5Mbpsの平均速度を示し、人口カバー率は37%を超えた。これは、すべてのフィリピン人に世界水準の接続性を提供するという使命を果たす準備ができていることを示す重要な指標だ。

 

官民協力:フィリピン人の勝利。

政府関係機関は、DITOが国づくりの真のパートナーとなり、フィリピン国民に通信技術へのアクセスを保障する事業を評価した。

DICTのグレゴリオ・ホナサン2世長官は、通信業界が技術面で世界と肩を並べることの重要性を改めて強調し、DITOが参入したことで、通信業界への投資やインフラ整備が促進され、長期的には国全体の利益につながることを強調した。

また、NTCのガマリエル・コルドバ長官は、DITOの新事業は、政府と民間企業の協力と積極的な連携が、情報通信技術の分野での発展をはじめとする真の復興の鍵となることを示す例であり、フィリピン国民の勝利であると強調した。