2024年までにデジタルウォレットがクレジットカードの需要を抜く

パンデミックによって加速した電子商取引ブームの中、2024年までにシンガポールではデジタルウォレットがクレジットカードの需要を抜き、最も利用されるオンライン決済方法になるであろう。

 

FIS のWorldpayによって水曜日に公開された最新のグローバル決済レポートによると、eコマース市場でのデジタルウォレットの人気急上昇はクレジットカード、銀行振込、現金着払いといった支払い方法に対して大打撃となっているとのこと。

 

2020年では、クレジットカード(45%)、デジタルウォレット(20%)、銀行振込(12%)が最も利用されている決済方法となっている。

 

これらの決済方法の中でも、GrabPayやDBS PayLah!といったデジタルウォレットは2024年までにシンガポール市場で約3割(27%)を占める、とレポートでは予想されている。

 

世界的には、デジタルウォレットは電子商取引での決済方法の1つという立ち位置であり、2020年のeコマース決済の44.5%を占めている。一方、中国の消費者の間ではデジタルウォレットがより浸透しており、72.1%を占めている。

 

モバイルコマースを中心に、2020年のシンガポールのeコマース市場は70億ドルに達した。また、次の4年間で40%の成長をし、100億ドルに達すると予想されている。

 

「デジタルウォレットは長い間成長を遂げてきたが、新型コロナウイルスのパンデミックによってさらに加速した」と、Worldpayのアジア太平洋ゼネラルマネージャーであるPhil Pomfordは言っている。

 

店頭ではクレジットカード払いが好まれており、2020年の38%を占めている。このマーケットシェアは2024年まで継続される見通しだ。現金払いは2020年のマーケットシェアの26%を占めているが、今後4年間で急激に減少すると予想されている。

 

シンガポールでは「後払い」がオンライン決済方法として急激に成長している。現在ではオンライン決済市場での占有率は3%だが、2024年には13%まで成長する見通しである。