シンガポールの首相、年末までに国境を開く可能性を示唆

3月14日シンガポールにて、新型コロナウイルス感染対策としてより多くの国がワクチン接種を強化していることを踏まえ、今年の年末までに国境を開けることを期待している、とリー・シェンロン首相はテレビインタビューにて述べた。

 

東南アジア諸国ではほとんどのレジャー目的の渡航は禁止されているが、一部のビジネスや役人の渡航プログラムは可能となっている。また、他国とのワクチン証明書の共通認識についても話がされている。

 

シンガポールはすでに新型コロナウイルスの状況をうまく制御しており、地域でもほとんど新たな件数は出ていない。また、Pfizer-BioNTechとModernaによって認可されたワクチンによって、ワクチン接種プログラムが実施されている。

 

3月8日より、人口570万人いるシンガポールでは、61万1000本を超えるワクチンが投与されてきた。これは、大きな国々と比べると大幅に遅いペースではあるが、今年中には全国民のワクチン接種が完了する予定である。

 

地域であまり新規件数が出ていないことにより、市民にワクチン接種を受けるように説得するには時間がかかるかもしれない、と首相は述べている。一部の人口は感染へのリスクが低いためにワクチン接種に対して抵抗があり、急速に発達したワクチンによる副作用の可能性への懸念がある状況である。

また、シンガポールは中国のSinovac Biotechから、認可される前のワクチンを受け取っている。首相は、このワクチンは検査中であり安全性と効果の基準に合格した場合使用する、と述べている。

 

2019年にはアメリカと中国の貿易摩擦によって打撃を受けたシンガポールであったが、2020年には新型コロナウイルスにより、シンガポールの小さな開放経済は過去最悪の不況を迎えることとなった。