クアラルンプール・シンガポール間の高速鉄道計画が正式に中止に

マレーシア政府はクアラルンプール・シンガポール間の高速鉄道(HSR)計画が中止となったことによって発生した費用の補償金として、シンガポールに約1億280万ドルを支払った。

 

両国による計画中止への補償金についての最終決定がされた、とシンガポールのOng Ye Kung運輸大臣とマレーシアのMustapa Mohamed首相府経済担当相は月曜日に共同声明を発表した。

 

「両国ともに両国民の相互利益のため、良好な関係を維持し、緊密な協力関係を構築できるよう努力していく。」と両大臣は述べている。

 

また、Facebookの投稿にて、二国間の関係に影響を及ぼすことなく円満に取引を終えることができた、とOng運輸大臣は付け加えている。

 

「今後、多くの分野にてお互いに協力することのできる機会がある。先週Vivian Balakrishnan大臣とマレーシアの首脳陣によって話し合われた”一部の航空旅行の再開について”などの問題もその1つである。」と、Ong運輸大臣は述べた。

 

HSR計画は2020年12月31日に中止され、その後も中断されたままである。

 

シンガポールは中止に伴う費用や土地費用も含め、2億7000万ドル以上を今回の高速鉄道計画に費やしたとのこと。

 

「シンガポール政府は今回購入した土地より利益を出すことができるため、土地費用に対する補償金は要求していない。」と、運輸省の代表者は述べている。

 

また、マレーシアより支払われた補償額についても「その大部分はシンガポールがマレーシア側からの計画中止要請に応じた際に算出し、決定したものであり、HSR合意書に規定されている。」と説明している。