トルコは2月に81200件を超える住宅販売件数を記録し、前年同月比で31.6%の減少となった、と同国の統計局により3月15日に発表があった。
24737件近くが新規住宅の販売件数であり、残りは中古住宅の販売件数とのこと。
トルコで最多人口を誇るイスタンブールは19.6%(15929件)の販売件数を占め、最大のシェアとなっている。
続いて、首都アンカラが7757件、エーゲ海地方のイズミルが4659件となっている。
一方、外国人相手の不動産販売件数では26%(2964軒)の減少を見せた。
先月のイスタンブールでの対外国人の販売件数はトップで525件となり、それに続いてリゾート地のアンタルヤ、首都のアンカラが2位、3位となっている。
また購入者の中では、イラン人が477件の物件を購入し、最大の購入者となった。
「それに続いて、上から順にイラン人が432件、ロシア人が259件、アフガニスタン人が230件、カザフスタン人が119件の購入件数となった。」と、報告されている。
今年1月・2月のトルコの不動産販売は合計で151809件となっており、昨年の232368件と比べて減少がみられる。
また、1月・2月のトルコ国内での外国人による住宅購入件数は5639件となっており、年率で28.7%の減少となっている。