【ミャンマー】COVID-19状況報告及び対策一覧(2022年5月更新)

Tokyo Consulting Firm Co, Ltd. Yangon Office

(情報確認日時:5月15日)

【ミャンマーのコロナ概況】

2020年3月、2020年10月、2021年6月と、それぞれ3回の感染拡大がありましたが、その後収束へ向かっており、現在はコロナに対する対策は殆どなくなっています。

2021年2月1日のクーデター以降、政治不安と相俟って、多くの行動制限が出ていましたが、こちらもヤンゴンでは概ね解除され、日常生活はコロナ前に近いレベルまで回復してきています。

商業便の運航、ビザのオンライン申請なども開始され、5月1日以降は隔離滞在もなくなったため、ほぼ従前のように出入国ができるようになってきています。

 

【ミャンマーで接種されているワクチン】

現在、中国製のSinovacとインド製のCOVID Shieldなどが輸入されており、年配者(55歳以上)、年長者(35歳以上)、若年者(18歳以上)の順に、各地区で呼びかけられるのに従って、公立学校の校舎などで接種できる状態です。

 

【コロナ禍の行動制限】

国民、外国人を問わず、以下の行動制限が課されています:

・夜間(24時~翌4時)の外出

公開の場での集会開催の人数制限なども解除されています。

 

【ミャンマーへの渡航制限】

従前、救援便でのみ入国が可能でしたが、4月より商業便の運航が再開され、ビザの申請もオンライン、大使館共に再開されましたので、入国の制限はほぼなくなりました。

一方、入国時のビザとしては、ビジネスビザ、観光ビザともに、コロナ発症時のためのMyanmar Insuranceの購入、およびワクチン接種証明書が必要となっています。

更に、ビジネスビザの申請では当局指定のフォーマットで招聘状を作成することが求められるなど、やや厳しく見られるようになってきています。

 

以上、お伝えします。

ミャンマーのコロナ対策など、状況は刻々と変化しており、必ずしも最新の情報をご提供できていないことがございます。ご了承ください。